「ゆとり世代」への対応
『ゆとり教育』とは、学習者が詰め込みによる焦燥を感じないよう、学習内容を以前よりも縮小した教育のことです。これにより、落ちこぼれの問題が大幅に解消されるとされました。
1988年(平成10年)~1999年(平成11年)学習要領の全部改正(2002年度(平成14年度)から実施)・学習内容、授業時数の削減。・完全学校週5日制の実施。など
1987年~2001年度生まれを『ゆとり世代』と決定づけられた。今年、23歳から9歳の人たちです。
『ゆとり第一世代』は1987年、バブル景気の頃を最初とし、その後の1990年代の平成不況と情報化社会の中で産まれ育っています。その頃の経済は、小学校高学年の頃に山一證券や北海道拓殖銀行が破綻し、中学校の頃には、不況の影響を受けリストラや100円ショップやユニクロに代表されるデフレを象徴する大量消費をしりながら育っています。文化は、小学校から中学校の間にはパソコンやインターネットが大きく普及し、身の回りには、パソコンや携帯電話、携帯型音楽プレイヤーなど情報化社会で育っており、情報機器を使っているでなく、使いこなしている状況であり生活の一部となっています。よって一般診療所としても、情報化機器を使いこなす事によって患者様との距離を縮める事ができるはずです。
自医院の患者さんの年齢層や自医院の診療圏内の年齢層を見た上で、ちょっと幅を広げて35歳以下の年齢層が多い場合は、携帯への種々の発信サービスも考える必要が出てくるかもしれません。