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本音を語ってもらうための工夫と評価手段

医師と患者様という立場上の違いから、なかなか患者様から本音の意見を吸い上げるのは困難です。アンケートの回答方法として、記述回答式は自由度が高いが、記入に時間を要し、本音を書き辛いところもありますので、手間と時間短縮の観点から選択回答式にて実施することが多いようです。
そのなかでいかに本音を聞きだすかがポイントとなります。

ポイントの一つが、厳しい評価を出しやすいよう、不満足を基本として聞く方法で選択回答式の場合は一般的には5段階評価にすることが多く、左から、

5=非常に良い 4=よい 3=普通 2=やや不満 1=不満

と並べることが多いのですが、

1=非常に不満~5=非常に良い

と逆に評価項目を並べます。これだけの工夫で患者心理としては少し厳しく評価していくこととなります。
これと併せて、アンケート用紙の表題には「患者アンケート」「患者満足度調査」ではなく、「患者不満足度調査」として、「患者様の不満に思っている事を聞き、それを改善していきたいのですよ」という医療機関側のスタンスを患者様に明確に意思表示することができることもメリットのひとつといえます。

また、二つ目のポイントとしては、患者様にとって簡単に答えられる客観的事実を聞く内容のなかに、本質的な評価としての項目を紛れ込ませることです。
例えば、通院手段や通院時間、受診理由などの客観的事実の項目と併せて、
「当院を家族・友人・知人に紹介したことがありますか」
「当院を家族・友人・知人に紹介しようと思いますか」
など、口コミに値する「患者様の評価を得られているか」どうかを問う質問をいれるのです。
この設問により、その患者様における総合的評価を得ることができます。いくら各項目の評価が良いとしても、この「紹介したいか」の評価が低ければ何らかの問題が潜んでいるということが分かるのです。

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