意外に難しい面接時の手順
あまりにも基本的過ぎるためか以外にも本番直前まで伝わっていないことのひとつである、面接時の手順についてお話ししたいと思います。
まず、私は前提としてドクターが男性の場合はできるだけ奥様も面接に同席していただくと良いと思います。これは、経験則から女性としての視点や選択基準が重要であるということと、奥様がどの程度医院運営に係わるか否かは別にして、いかに採用人事は大切かということを開業前から現場で経験しておいていただきたいという願い、それに女性の職場における開業後の問題を相談できる最良のパートナーの一人になっていただきたいという願い。この三つの観点からのお薦めしています。
次に面接当日の注意点について。シフトや勤務体系の質問事項にばかり気を取られ、例えば面接予定時間を過ぎてしまった場合は「お待たせしました。」という一言や、面接者が入室する際には立ち上がって挨拶をするといった一般的礼儀をつい忘れがちです。
そして応募者もこちらをよく見ています。有望な候補者はどこの医院でも有望であり、第一印象は相手にとっても重要な要素です。すでに面接時からそのドクターの労務管理が始まっているのです。
質問を始める前に面接者全員の名前を紹介し、さらに院長自ら簡単な自己紹介と経営方針を話すと良いでしょう。面接時はあくまでもお互いにイーブンな関係であるにも係わらず、かなりプライベートな質問もしなければならないこと考慮すると、先手を打って誠実さをアピールすることで、逆に早くこちらのペースに持っていけるというメリットがあります。
また、今回最もお伝えしたい必須の質問が2つ。
1つ目は、「採用を即時決定してもよいと思われる好印象の応募者には必ず他の病医院も同時に応募していないかの確認しておく」ということ。
これは「結果はできるだけ早く電話か書面で~までにお知らせいたします。」という結びの挨拶と共に、まさに時間との勝負になるかもしれないからです。誰でも結果は早く知りたいのです。
2つ目は、「採用時は研修期間からということを明言した上で、開業までの今後のスケジュールについても説明しておき、経験者は現在も勤務中という場合が多いので、ドクターと同様に「いつから勤務可能でいつまでに退職願いを出す必要があるか」を必ず聞いておくということ」です。

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