患者様の管理は顧客管理
カルテや受付に関する書類には、氏名、病状等が書かれています。これは当然の事ですが、では飲食店、美容室の顧客管理表にはどの様な事が書かれているかご存知でしょうか?
飲食店、美容室などの顧客管理表に集積される情報は、基本的に「心地良くなって頂くための情報」です。そして、実際そのために活用されています。
飲食店では、前に食べて美味しいと言った物。苦手な物。家族構成。誕生日。ご家族の誕生日。利き手。食べ方の好み。傾向。今回気に入ってくれた事など。
ある美容室では、話した内容。自分と相手が言った事。話題。好きな事。趣味。「次にはこの話をしましょう」や「是非、○○に行ったら教えて下さいね」などの質問。お願いした事。
次回来店してくれた時に 相手を「心地良くさせる」ためにこれら情報を収集しているのです。
マイナスの状態(病気)から、通常(健康)に戻す事が基本的に医療の仕事とするならば、飲食店や美容室はなくても良い物なのでプラスになって頂かないといけないので「普通」で帰す訳には行きません。
なので、プラスを感じさせるための顧客管理なのです。
他医院と差別化するためには、マイナスをプラスにする事が必要となっていきます。
【持ち物の法則】
荷物を持った人に対して・・・
「大きなカバンですね」
「実は、仕事をしていて」
「そうなんですね。何のお仕事ですか?」
・・・というやりとりから『職種を記入』し、次回の来院の時にまた荷物を持って見えたときには
「今日もお仕事だったんですね」
と会話を始められます。
スーパーの袋を持った人に対して・・・
「お買い物帰りですか?今日は何を作るのですか?」
「お料理好きなんです」
・・・というやりとりから『料理好き』と言う事を記入し、次回には、
「最近、何か美味しかったメニューとかありますか?」
と質問する。
これだけで相手は「自分の事を知っていてくれる安心感」「満足感」を得られるのです。
このためには、病気に直接関係ない一言が重要です。マイナスからプラスのための工夫です。
患者様管理、顧客管理とは、今回と次回を繋げるための作業です。きちんと情報を活用すれば、会話一つで患者様に心地よさを提供する事ができるのです。
患者様の「行かなければいけない」を「行くならここへ」へと変えさせる。便利・安心にプラスするツール作りです。

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