エントランス
【自動ドア】
最近の新規開業の場合、90%以上の確率で自動ドアを設置するケースが多いです。やはり老人や力の弱い女性、また怪我をしている患者さんなどにとって自分でドアの開閉を行うのは一苦労だからです。テナント開業でも既存の手動式から自動ドアへ変更するドクターが大勢いらっしゃいます。
【風除室】
開業地によっては風の強い地域があります。ビルが乱立するエリアでのビル風や海が近いエリアなどもそうです。この場合、入口の中にもう一つのドアをつけることにより外部からの風や空気が一気に待合室に入るのを防ぐことができます。また夏冬の冷暖房効果も効率的に。しかし待合室内のスペースを使用することになるので、事前によく検討することが重要です。
【ベビーカー】
特に小児科の場合にはベビーカーで来院する患者さんも多いので、エントランス近辺にベビーカーを置けるスペースを確保できるように気をつけましょう。
【下駄箱】
最近のクリニックでは土足のままで入るクリニックが多いが中でスリッパに履き替えるクリニックの場合には当然下足入れを設置しなければなりません。一日の来院患者数を予測して十分な数をそろえましょう。またスリッパも滅菌装置のついたものが主流になりつつあります。