情報管理の手法について
情報漏洩がささやかれている現代に於いて、その管理体制が問われます。
施設内には、患者様の情報や医療に纏わる資料が沢山保管されており、保管庫は施錠することが必須となってきます。
一般的には「鍵」によって施錠・開錠をしますが、保管庫の数が増えるにしたがって「鍵」も増えていきます。
このような状況の中、きちんとした運営をしていく為には、「束となった鍵を誰が管理するか」・「どれがどこの鍵なのか」など、ルールやマニュアル造りを徹底して行かなければなりません。
このような面倒で煩わしい管理体制を打破する策として挙げられるのが、ICカードによってカード保持者であれば施錠開錠できる保管庫システムの導入や、ダイヤル式で登録番号によって施錠開錠できるものなどあります。
ICカードを導入した保管庫とは、「いつ・どこで・だれが・なにをしたか」といった情報までをPCで一括管理できるシステムです。
その為、値段は高価となります。
一方、ダイヤル式の保管庫とは、開けたい場所のダイヤル錠を、登録した番号に合わせれば開錠できるもので、値段は比較的に安価となります。
通常の「鍵」は、簡単に合鍵を作れてしまう危険性もあり、厳重に情報管理をするのであればICカードやダイヤル錠での管理方法を選択されたほうが良いのではないでしょうか。