診察室のデスク
昨今、診察時の医師と患者様の関係が変わりつつあり、「インフォームドコンセント」という言葉が広まっています。
患者様が納得いくまで医師とコミュニケーションを計りたい思いが重要視されているのです。
その場となる診察室・処置室内のデスクに求められる形態はどのようなものか。
出回っている基本的な商品を取上げてみると、電子カルテや画像システム、シャウカステンなどをデスク上に取付けしたり、デスク周りの配線をすっきりと見せる工夫がされていたり、デスク天板のカラーや形状など様々です。
すっきりとしていて清潔感があり、安心感を与えるデスクこそが患者さんにとって最適であり、理想的と考えられます。
デスクに付随してチェアの存在も同様です。
座り心地が良く、落ち着いた気持ちをもたらす椅子であれば、医師との対話に安心感さえ生まれるのではないでしょうか。
理想的なコミュニケーションづくりを目指し、患者様と医師の間に信頼関係が築ける空間を創り上げるには、患者様と医師の双方の気持ちに成り代わってレイアウトを考えることが大切です。